債権回収(クレジットカード現金化)は権利闘争の一つだ。闘争であるからには負けること
もある。
取りはぐれるだけならまだましで、場合によってほそれ以上のマイナスを生
むこともある。
債権の強さと弱さを知り、その兼ね合いで手段を選択しなければならない
(クレジットカード 現金化の際、注意)。
債権とは、相手の給付、すなわち行為を要求する権利である。したがって
債権には必ず相手、つまり(クレジットカード現金化の際の)債務者がいる。
債権を行使し、その回収(現金化)をするには、必ず相手に行為をさせな
ければならない。
物権の場合はそうではない。鰻頭を所有していたとする。その所有権の行
使つまり、鰻頭を食うには自分の行為だけで充分であり、他の誰かにおせっ
かいを焼かせる必要はない。
賛沢をいって誰かに給仕させて食べるというのであれば別であるが、気の
持ちようで、便所の中でパクついたとしても、一向に構わない。
所有権を行使するのに相手が必要だというものではないのである。
債権の方は相手があることだから、相手の出方次第で、権利の使い方が
いやが応でも変わってしまう。同僚に貸した1000円なら「あ、ソバ代が足ら
んな。そうだ忘れとった。おととい貸した1000円、今返してくれるか」「あぁ、
そうそう。忘れてた、ははは。ホレ1000円」というようなやりとりで債権の行使、債務の履行が終わる。
